軌跡

過去へのアンソロジー

禍根

山尾事件のテレビ報道を見ていて「最低だな」と良いながら、俺にそんなことをいう権利はないな、とふと思った件。

禍根-5

いったいどこからどうなってそうなったのか、全く覚えていないのだけれど、多分初めてふたりでどこかへ出かけたのは横浜体育館であった全日本ジャズフェスティバルではないかという気がしないでもない。それは冬だったかも知れない。だとしたらそれが最初じ…

禍根-4

三年後、それまで参加してきた某インターサークルの活動で中心年代となって忙しくなってきた。すると多くの参加者との接点が増え始める。しかも、学校の中の雰囲気もわかり切ってきたところへ多くの学校で紛争が勃発する。私の学校もご多分に漏れず、まるで…

禍根-3

社会に出たばかりの事務員と大学に入ったばかりの学生の組み合わせが、いったいどれほどの将来像を描いていたのかといえば、もうそんなものは考えようもない。ただ、目の前のこと、つまり相手のことしか考えることはない。 ただただ一緒にいて、ただただ手を…

禍根-2

駅で待ち伏せしていてなにが面白いのかというと、「えっ、どうしたの!」と驚いてくれ、その上思いも寄らなかったことに喜んでくれる。その表情と反応が嬉しくて、何時間でも平気で待っていた。こんなところでも相手のことを考えてやっているように思えるの…

禍根

そのきっかけがなんだったのか全く思い出せない。そもそもは高校の同級生だった。しかも多分二年生の時の同級生で、一年生の時は一緒ではなかったと思う。 その高校では学年が変わるごとにクラス編成があった。一年から二年になるときはそれほどでもないのだ…